素集庵 - hut on a phase transition

散逸構造、形態形成、創発といった用語に触発された思考のメモ書き。趣味から政治の雑感も。

マックとマクドの差異

マクドナルドのハンバーガーは、デファクトスタンダードになっている。

バーバーキングやロッテリアでの飲食体験はもとより、虹ノ松原唐津バーガーを食した時も、マクドナルド製品との違いを感じていたことを思い出す。貧困な食生活の証とも言えるが・・・

その日本マクドナルド(株)の店舗にも、かつて大きな地域差があった。幾つか例を挙げるが、最近では差異は小さくなってきている事は言っておく。

 

1) ペーパータオルの数

マックでは、『こんなにいらん』というほど、数で表せば5枚も6枚も渡されていた。

マクドでは、1枚。2枚以上もらったことはない。時には0枚ということもあった。

 

2) 冷たい飲み物のフタ

真ん中にストローを通す十字を切ってあるプラスチック製のフタのことだが、

これが不良品でも構わず出してくるのがマクド

マックでは不良品に当たったことはない。

 

3) アイスティー用のミルクとシロップ

ストレートをオーダーしても、ミルクとシロップを付けてくるのがマック。

マクドはいつもオーダー通り。

 

4) パティ倍

2018年から始まった、夕方5時以降のメニューだが、

金だけ取って通常商品を出してくるのがマック。このメニューが始まった初期に、3回くらいやられた。

マクドで、倍の食感を楽しめなかったことはない。

 

5) 店内お召し上がり

最初に『食べていく』と言っても、注文受付の最後に『お持ち帰りですか?』と聞いてくるのがマック。応対した店員の年齢性別は関係ない。

マクドでは、JKのバイトらしい店員でも、間違いはなかった。

 

マクドの方がリーズナブル、あるいはまともに見えるかもしれないが、香港のマクドナルドの様な応対のこともある。日本ドメスティックな応対を期待していると、客を馬鹿にしているようにさえ感じられることも。

マーケティング用語としてのエクスペリエンスは、東西どちらも不可。

それでも行ってしまう。『シャブ漬け』発言でクビになった吉野家の役員がいたが、一面では正しい。