書とタップダンスとJAZZ
書は、1人のタップダンス・アーティストを介してJAZZに繋がっていた(笑)
ひょんなことから見つけた動画。
2015年の映像。西周金文を狙ったような、崩した漢字を散りばめた袴を履いて、タップダンスを踊っている。
RON×II (ロンロン) | グランアーツ【Grand-Arts】
「傾奇者」といった衣装ではあるが、なるほど、書にはこんな使い方もあるのだと感心。
津軽三味線風の太棹とコラボしてのタップダンスに、かつて、ジャズ・ピアニストの板橋文夫が、民謡とコラボしていたのを思い出す。伝統的日本音楽には、アーティスト・ミュージシャンを惹き付ける、スピリットとしか言い様のない何かがあるらしい。
それで思い出した。
RONxII は、2012年から何年か続けて、横濱ジャズ・プロムナードに出演していた。画像は2014年の横浜市開港記念会館。
Orquesta Libre (オルケスタ・リブレ) 、スガダイロー(ピアノ) と組んで、Take The A Train や Caravan 等JAZZのスタンダード・ナンバーを見せて聞かせていた。
タップには、リズム・セクションとハーモニーの両面があると分からせてくれる。
JAZZとタップは近くないと漠然と思っていたので、この演奏を聴いた時は凄いと思ったのだけど、まだ真価を理解していなかった。。。
一人のアーティストが異文化を次々に融合・統合している!
この感動をもっと早く味わいたかった。遅ればせながらファンになったので、コロナが過ぎたら、ぜひライブをやって貰いたいな。
RONxII は凄い。もっともっと知られるといいな。