素集庵 - hut on a phase transition

散逸構造、形態形成、創発といった用語に触発された思考のメモ書き。趣味から政治の雑感も。

九成宮醴泉銘 李祺旧蔵本・海内第一本

最近書道を始めた。ほぼ最初に出会うことになる楷書の極則とされる「九成宮醴泉銘」。

その著名な拓本の画像を2点紹介。

 

「李祺旧蔵本」とか「李祺本」とかと呼ばれているもの。李祺(りき)とは最後に保管していた人物の名だそうだ。

中文サイトにあった李祺本とされる画像をかき集めてPDFにしただけのもの。このブログサイトにPDFをアップロードできないので、Google Driveに保存、リンクします。ファイル容量が31MBもあるのでご注意。

 

「海内第一本」(かいだいだいいちぼん)

こちらは国会図書館のデジタルコレクションから。

九成宮醴泉銘 : 海内第一唐拓本 - 国立国会図書館デジタルコレクション (ndl.go.jp)

1940年(昭和15年)発行の書籍。保護期間を過ぎたため、誰でも無料でダウンロードできる。

 

どちらの拓本も欠けている字があり、このまま臨書に使うには難ありだけれども、勉強にはいいかも。